一つの言葉が大きな力を持っています。聞き手の受けいれ方によって、その言葉が心に火をつけるのか、やる気に釘をさすことになります。どういう言葉を掛ければ良いのか、30年以上をかけてカウンセーラのカスリーン・エデルマンが研究してきました。エデルマン氏によるとその鍵は「気質」の理解です。
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気質とは
生まれながらの気性。また、人に接したりする態度などに現われる、その人の心の持ち方。気だて。(kotobank.jpより)
2000年前にヒポクラテスは人間の性格は4つの気質に基づき、人の性格の特徴を捉えることができると考えていました。
その気質を見極めて理解することによって、児童・生徒一人一人が必要とするニーズが分かります。さらにニーズが満たされていない場合、それぞれの気質と関係ある問題行動が現れます。気質の研究をしながら、カウンセラーのカスリーン・エデルマン氏は各気質に合う適切な言葉掛けがあると考えました。30年以上、保護者、教師、スポーツ監督などの指導をし、数多くのコミュニケーション力を高めてきました。エデルマンによると視点を変えて、相手の気質を意識するだけで全ての児童・生徒とのやりとりを改善することができます。
さて、下記の悩みはどの家庭や職員室でよく聞きます。〇〇さんは:
「落ち着きがない。」
「やればできるのに」
「すぐ落ち込む」
「人の意見を受けいれられらない」
エデルマン氏によると、それらの行動は問題ではなく、そもそもの問題は児童・生徒への間違っている期待です!
これを納得できない方が多いでしょう。
エデルマン氏は「諦めて」とは決して言っていません。
大事なの現実的な期待を設定することです。
生まれながらの気性は簡単に変えられません。 しかし児童・生徒の長所に合わせて、掛けてあげる言葉に工夫をすると自信を持たせます。さらに弱点に対処するための方法を身につける支援もできます。
下記のサイトより和訳しました。
Communication | Kind Words Are Cool | Students | Teachers | Coaches