キーワードゲームで「be動詞」の隠れ練習
キーワードゲームは、外国語の授業でよく使用されるゲームの一つですね。
このゲームでは、ペアになり、間に1つの消しゴムを置きます。事前に一つのキーワードを決めます。
教師が単語を言い、児童がそれを繰り返します。ただし、教師がキーワードを言ったら、何も言わずに消しゴムを取ります。取った方が勝者となります。
これは簡単なゲームですが、何のためにするのかをよく考える必要があります。単語の意味が全く理解されず、キーワードに反応するだけの反射神経のゲームになる可能性もあります。
しかし、少し工夫するだけで、子どもたちがが思わず「be動詞」を正しく使使用ができる活動に変えることができます。
今回紹介するゲームの名前は「I am King Kong」です。
この活動は” he” と" she"の導入が終わってから行います。
児童はペアになり、間に1個の消しゴムを置きます。
最初は皆がオウム返しになるように指示し、「私の後に繰り返す」と指示する。
I am Rainbow.
そうすると戸惑うか I am Rainbow. とみんなが言う
「ちょっとまって、クラス全員がみんな Rainbowーっておかしいようね。だったらみんながなんと言えばいいの?そう...」
You are Rainbow.
これでしばらく練習をする。
I am happy.
(You are happy.)
I am hot.
(You are hot.)
I am a teacher.
(You are a teacher.)
「では私はI am King KongでみんながYou are King Kongと言ったらきっと傷つくを思うわ。
そのとき、何も言わずに消しゴムを取る。とったほうが勝ちね。」
しばらくこれでゲームを進む。
慣れたところで。
Taro is happy.
(Taro is happy.)
「OKこれでもいいんだけれど、今日習ったことを使うと Taroの代わりに何を言えばいいの?」
ここでHe is Taro.が出て、また同じように男子や女子を指して、
He is..
She is..
の練習をする。
慣れたらまた
I am..を混ぜる。
今度は4人グループを作り、一人は言う役で他の3人はオウム返しをします。
不思議なことに、be動詞が正しく使用されるようになります。
このゲームを行う目的は、正しく聞こえるようにすることです。
これはまだ完全にマスターできるまでには時間がかかりますが、いいスタートです。