Don't repeat after me
「Repeat after me.」実は逆効果?
授業中にどうしても新しい単語を紹介するときは児童・生徒に「Repeat after me.」と言いながら練習しがちです。口に出して、言った方が早く覚えると思っている先生方が多いのですが、実は違います。
ちゃんと音として捉えないと、正しい発音にはなりません。自然となじみのある音と変換してしまい、残念な「カタカナ英語」で覚えてしまいます。さらに最初は先生の正しい発音を聞いたとしても、最後に残るのは周りのクラスメートの発音です。
まずは耳の力を信じましょう
長年、英語の弁論大会の指導をし、生徒に一番最初に言う言葉は「まず100回音声聞いてから、暗記に入りましょう。」そうすると細かいイントネーションなどに気づき、綺麗な発音からのスタートとなります。最初から暗記しようとするとなかなかついてしまった癖を直せなくなってしまいます。
明日に簡単でどの授業で使うことができる「単語の導入活動」を紹介します。